SDGsとESGの関係
SDGsとは、国連サミットにおいて採択されたもので、「持続可能な開発目標」のことをいいます。
世界中のすべての人に対して、先進国を含めたすべての国が具体的に行動することが求められます。
貧困を無くす、飢餓を無くす、すべての人に健康と福祉を、質の高い教育、ジェンダー平等など、全部で17個の目標が掲げられています。
社会的側面・環境的側面、経済的側面に照らして、統合的に取り組みます。
一方でESGとは、環境、社会、ガバナンスのことをいいます。
これらは、企業を中長期的に成長させていくために欠かせない要素として挙げられています。
業績や財務状況だけでなく、環境に配慮した取り組みをしているか、男女平等は図られているか、不正が行われないような企業構造は整っているかなど、企業を評価する新たな視点が加わりました。
SDGsとESGは似ているようで異なります。
前者は「国」という大きなものから「個人」という小さなものまで、非常に幅広く対象としています。
後者は、企業や投資家を対象にした言葉です。
もっとも、両者は密接に関わっており、ESGを意識した経営を行えば、SDGs達成のための企業活動につながるといえます。
SDGsに取り組むことで、企業は国際的な価値も高まります。
また、SDGsを達成するために新たな取り組みをするということは、新規事業や新製品開発の可能性が広がるということにもなります。
他にも、従業員のやる気向上につながるなど、SDGsを推進することは、企業にとって大きなメリットになるでしょう。
SDGsに取り組んでいる企業の方は、坂・畠山法律事務所までご相談ください。SDGsとは、「持続可能な開発目標」であり、これを果たすことは企業の社会的責任です。モラハラ・セクハラなどの防止、リーガルテック、働き方改革、M&A、地方創生、労務管理、コンプライアンスなど、これらはすべてSDGsに関連するものです。これらについてご相談の際は、ご連絡ください。当事務所は、大阪府大阪市に事務所を構えており、枚方市、豊中市などの市町村の他、全国からもご相談を承っております。ご相談、お待ちしております。