顧問弁護士の役割や相場費用
一般的に、顧問弁護士とは企業内外で起こる法律問題・トラブルについてアドバイス・提案・解決などをする形で継続的にサポートする弁護士のことをいいます。顧問弁護士の特徴は企業との1回きりの付き合いにならないことです。つまり、むしろ継続的なサポートをすることが目的であるため、企業との関係性を育む中でその会社の長所・短所に鑑みながらより良い提案を行うことができる点が顧問弁護士の利点になります。
近年では日本の会社でも契約書をしっかりと作成して取引をするところがほとんどです。そこで、契約書の作成が1つの企業の仕事となります。
ところで、契約書の作成に必要なものとして、その契約が法令に遵守しているかであったり、その契約内容では自社が不利になっていないかなどをしっかりと確認する作業が必要になってきます。これをリーガル・チェックといいますが、このリーガル・チェックを実施ないしは指導することも顧問弁護士の役割です。
さらには企業内のトラブルをどのように対処するかについても顧問弁護士のアドバイスが有意義になると考えられます。モラハラ・パワハラ・セクハラ…の撲滅が叫ばれて久しいですが、これをどのように対処すればいいのかについては不明瞭な部分が多いです。そこで、顧問弁護士による企業内の問題の法的解決を提案することでより良い企業運営を促進することができます。
他にも、株主総会やマネジメントといった様々な領域で顧問弁護士はその役割を発揮します。
また、顧問弁護士の相場費用については、月額3〜5万円が一般的な相場ですが、個々のケースにより変動することがありますのでその点は留意ください。
坂・畠山法律事務所は大阪を中心に顧問弁護士や企業法務、そしてSDGsに関するご相談を受け付けております。まずはお気軽にお問い合わせください。