企業とSDGsに関する基礎知識や事例
近年、SDGsというワードが企業間で高い注目を集めています。
SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称で、「エスディージーズ」と読みます。
日本語では「持続可能な開発目標」と訳されている言葉です。
SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されました。
その内容は、17の国際目標とその下に続く169のターゲット、232の指標で構成されています。
SDGsは「Leave no one behind」(誰一人取り残さない)持続可能で多様性のある社会の実現を目指す目標群です。
このことだけから考えると、利益を得ることを目的とした企業活動には全く関係のない言葉のように思われます。
しかしながら、実際には既にSDGsは企業にとって重要な指針となりつつあるのです。
たとえば、SDGsのなかには、「働きがいも経済成長も」という目標があります。
これは、政府が推し進める「働き方改革」に合致するものであり、企業として取り組んでいくことがより質のよい従業員の確保や市場からの評価を得られるポイントとなるものです。
このように、SDGsは企業価値を高めることにおいて重要な役割を果たすのです。
また、今後はSDGsを意識した取り組みがなされていないことそのものが、リスクとなることも十分に考えられるでしょう。
SDGsに取り組む企業は増加しています。
SDGsへの取り組みについてお悩みの方はお気軽に坂・畠山法律事務所へご相談ください。
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